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【映画感想】新幹線大爆破を観ました【ネタバレ有】

日記

映画のリンクはこちら→https://www.netflix.com/title/81629968

最近インプットが全然できないので子供を寝かしつけながら映画を観ました。
テレビからでかい音が鳴っててもゆらゆらしてれば寝る我が子…とってもいい子です(笑)

感想をお話する前に、僕には鉄道関連で働く知り合いがいるので、彼らが日々どんな思いで働いているのかについては結構知っています。
また、自分自身も工学分野が本業ですのでそこそこ電子電気については知識もある方だと思いますし、鉄道の制御システムに関しても大学院で就活時期に少しかじったのでちょっとは知っています。この感想日記はそういう人物が書いていると思ってください。

僕はほとんどの鉄道の運行に携わる方は【乗客の安全を守る】ことに関して本当に真剣に取り組んでいらっしゃると思っています。それこそ、恨まれてでもいいからまず安全を第一に行動するといったレベルだと思います。
2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故以降、絶対に重大事故を起こさないと各社誓いを立てているはずです。それほどにショッキングな事件でしたからね…
知り合いの鉄道に関わる方たちのお話を聞いていてもこれは間違いないと思います。

そういった思いを知ったうえで、JR東日本の協力のもとで作られた本作を観ると非常にそのマインドを感じられる作品だったと思います。
まだこの映画をご覧になっていない方はこの鉄道事業者の【乗客の安全を守る】マインドを念頭に置いていただけるとより楽しめるのではないかと思います。日々利用している鉄道会社に勤務している方の中には映画の中のキャラクターのような人たちがいるんだと思うとよりありがたみを感じられそうです。

以下ネタバレを含みますので気になる方はブラウザバック推奨です。

では、ネタバレ有の感想です。

個人的に楽しめた点としては前述のとおり鉄道事業者のマインドが非常に忠実に再現されていたことです。
これは鉄道事業者に限ったことではないかもしれませんが、草彅剛演じる主人公の高市和也と細田佳央太演じる藤井慶次は正にその象徴といった感じです。事業者のマインドに完全に染まっているベテランとまだ染まりきっていない新米の二人の雰囲気は本当にリアルだと思います。

また、指令所組の笠置雄一(斎藤工)も良いキャラクターでした。冷静ながらも熱い男という印象が強かったですが、新幹線総合指令所の総括指令長の肩書を持つに相応しい能力の持ち主だったと思います。
ラストのコンマ1秒未満のタイミングの切り替え指示はさすがに運すぎると思いましたがそれ以外の作戦立案や指揮能力は現場を長年見てきた熟練者のそれだったと思います。

他に個人的におおっと思ったのはE956 形が登場したことですね。通称ALFA- Xと呼ばれるこの車両は試験車両で、一般の方がのることは現時点ではありません。昼間に試験していることもあるそうなので見かけたらラッキーな車両です。
この車両が登場したのは半分はJR東日本の宣伝かもしれませんが、一応こじつけるのであれば試験車両なので即時に動かせる車両として運用されたとか、最高時速360km/hでる車両なので1秒でも惜しいあのタイミングでは一番速い車両を採用した。とかですかね。
とはいえ単純にデザインがかっこいい車両なので映像としても見ごたえがありました。
監督の樋口真嗣氏は鉄道好きらしく監督からこの車両を使いたいという打診もあったようですね。
(ソース:https://news.yahoo.co.jp/articles/65c7257a30a8bc8aa78682d3642801936a278afa

あとは視聴後にWikiを見て知ったのですが物語に登場する修学旅行生の高校の名前が臺葉工大附属高等学校で、東北を走るこの映画にちなんで東北最大の都市仙台の旧字体である仙臺の臺と仙台市にゆかりのある青葉(仙台の主街区は青葉区であり、青葉城跡という伊達藩ゆかりの城跡もある)の葉から取った名前だと思われます。
6年間仙台市民として生活していたのでこれもちょっと嬉しかったですね。

さて、ここまでは作品の背景や小ネタについてのお話でしたが次はストーリーについてです。
ストーリーについては、正直最初の車両センターのシーンで犯人(?)の小野寺柚月の表情が異質すぎて「絶対こいつ黒幕やん」と思ってしましました。案の定黒幕でした…
16歳が悪事を企みながら平常心を保っていられるわけもないのでリアルっちゃリアルなんですが物語としては黒幕がある程度わかった状態で進むのでもう少しぼかしてほしかった感もあります。
一方で16歳がしでかすにはスケールが大きすぎるのでその辺は逆にそうはならんやろと思ってしまいました。

爆弾を仕掛けたタイミングが正確に描写されていたわけではありませんが、多分車両センターの見学中だと思うのでそんなザル警備な訳あるかい!と思いました。その爆弾についても設定上時速100㎞/h以下で爆発する代物でしたがこれもちょっと無理があるかなとおもいます。
作中では各車両に仕掛けられた爆弾それぞれが速度検知を行っているようでしたので個々の爆弾に速度センサがのっているのだと思います。

どういう方式の速度センサかわかりませんが車軸に取り付けるタイプではないと思うので現実的に考えるなら慣性センサでしょう。
となるとあんな102キロまで速度落としたり急ブレーキかけたりしたらよほどいいセンサ積んでないとで誤差分でドカンだと思います。
大学で慣性センサやジャイロセンサ周りの研究してましたがあんな乱雑に爆弾取り付けて(爆弾ぶん投げてる映像があった)進行方向成分だけ取り出せるセンサがあったら教えてほしいくらいです。最近のセンサだと意外とできちゃったりするんでしょうか?
その辺は自分のベースの知識的にちょっとこれはなぁと思いながら見てました。

あと気になるのは実際のところJR東から東海の管轄に無理やりバイパスさせる案って本物の政治家からしても認可しないんですかね?
映画では特に理由も語られることなく却下されてたので(JR東海がクレジットに入ってないので東海区間を走れないのはそれはそうなんですが)実際どうなるのか聞いてみたいところですね。9人の命犠牲にして首都圏を守る方を選択するしかないような気もしてしまいます。令和のトロッコ問題といったところでしょうか。
トロッコ問題と言えば車内の状況もそうですね。最終的に小野寺柚月の命で爆弾が止まる仕様だったのでここも一人の命を犠牲にして残り八人が助かるというトロッコ問題的状況でした。こちらは車内組も指令センター組も全員助ける一択のような雰囲気でしたね。政府からバイパス案が却下されたときに笠置雄一が高市和也に「あなただけが頼りです」と言っていたので共通認識として全員助ける道を最後まで模索するというのが作中のJR側の回答なんだと思います。
終始レールの上で物語が展開していくので裏テーマ的にトロッコ問題への政府回答と事業者回答の違いみたいなものが設定されていたのかなと思いました。

ということで、ストーリーに関してはご都合主義が若干過ぎるかなぁという部分もありましたが、フィクションなのでこのあたりはしょうがないとも思います。
僕は雰囲気でも楽しめるタイプなので割りきって楽しめましたし工学系の知識がなければそもそも違和感すら感じないと思うので全体としてはスリリングで良かったと思います。時速100キロ以上で進む列車から乗客を脱出させるために打ち出された作戦の数々と普段は見ることの無い形での列車の活躍が見られたのが個人的には面白かったです。



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